高山・乗鞍旅行の乗鞍(長野)編です。前回の岐阜編では高山の古い町並や飛騨の大鍾乳洞などに行きました。何度も行っている岐阜ですが、まだまだいい観光地がたくさんありますね。記事はこちらからどうぞ。
昨年乗鞍高原へ行ったときの記事もよろしければご覧ください。
これから向かう乗鞍は高山からだと158号線をずっと長野方面へ進み、平湯を越えて15分ほど進んだところで右手の方にあります。途中細いトンネルはありますが、車通りもあり、概ね運転しやすい道です。
今回乗鞍高原へいく目的は日本秘湯を守る会の宿である御嶽の湯 みたけ荘に泊まること。それから滝や乗鞍岳にも天気が良ければ行くことです。午前中岐阜に寄ったため、すでにチェックイン時間が近づいていましたので、宿へ向かいます。
御嶽の湯 みたけ荘へ
乗鞍観光センターから車で2分ほどのところにあるお宿。15時ちょうどにチェックインします。古さは感じますが、掃除は行き届いており清潔感はあります。この古さのおかげで落ち着けるのかもしれません。
部屋は純和風な和室。窓を開けてると涼しい風が入ってきて広縁でゆっくり、、、。すごくリラックできました。家建てるときがあれば、広縁のような空間が欲しい。
乳白色の温泉
温泉は24時まで入ることができ、貸切風呂もあります。特に予約は必要ではなく、空いていれば入れます。源泉は8キロ先から引いているようで、必要であれば加温をしているようです。泉質は硫黄泉で全ての風呂が乳白色に濁っており、匂いも独特の硫黄臭。温泉にきたと実感できます。
一人でこんないいロケーションで温泉に入れるなんて幸せだ。雪の季節も綺麗で良さそう。
と思っていたが、内風呂も一人で独占することができました。縁には硫黄の結晶ができており、時間の流れを感じます。貸切風呂よりは白く濁っている印象でした。ゆっくり浸かり、日々の疲れを癒します。
朝は6時から内風呂があくので、その時間に行きました。ちょうど陽が温泉に差し込む時間で湯気で反射し、綺麗でした。毎日入りたい。
ボリューム満点の食事
夕食は信州の名物である信州サーモンや岩魚、飛騨牛などがでました。あと白米がかなり美味しかったのでおひつごとおかわりしてしまいました。以前泊まった毒沢温泉 神の湯でも信州サーモンがでましたが、普通のサーモンより明らかに美味しいです。近所のスーパーで売ってほしいレベル。
朝食でも品数の多い和定食が出てきました。今日は乗鞍岳にも行くのでエネルギー補給します。朝食のあとはバスの時間が迫っているので、少し名残惜しいですが早々にチェックアウトしました。
乗鞍岳でハイキング
乗鞍高原から乗鞍岳山頂へは乗鞍観光センター始発のバスに乗ってむかいます。乗鞍観光センターには200台ほどのキャパがあるのですが、その日は朝からいっぱいで、宿で朝食会場に向かうときに満車だと聞きました。宿のご厚意で車をしばらく止めさせてもらい、歩いて観光センターまで向かうことになりました。
8時発のバスに乗ります。結構人が並んでいますが、全員が乗るだけのバスが臨時便でくるので次の時間まで待つということはありません。
山頂駐車場の畳平についたあとは富士見岳にのぼります。登るといっても30分ほどで山頂につけるので登山というよりハイキングです。乗鞍岳最高峰の剣ヶ峰は時間がかかるので今回はパス。乗鞍岳はいくつかの山が集まってできています。畳平からも4つほど頂を見ることができます。
耳が痛くなるほど風が強く吹いていました。霧に包まれるときも何度かありましたが、良い展望の眺めることができました。途中雷鳥の姿も見ることができ、大きな望遠レンズ担いで登っている人までいました。
乗鞍といえば高山植物。おそらく少し時期はずれなのか、そこまで多くの花は咲いていませんでしたが幾許か楽しむことができました。
善五郎の滝
最後は乗鞍高原にある善五郎の滝へ写真を撮りに行きます。善五郎の滝へは二つの駐車場から向かうことができます。善五郎の滝駐車場(map)と乗鞍高原第3駐車場(map)です。地図上でみると乗鞍高原第3駐車場からの方が近く見えますが、善五郎の滝駐車場から向かう人の方が多く、熊対策のためにもこちらから行く方がいいでしょう。初めは乗鞍高原第3駐車場から行く予定でしが、見通しが悪く、熊が怖かったので善五郎の滝駐車場にしました。
滝までは大体15分ほどでつきます。白樺や緑が綺麗で歩いていて気持ちがいいところです。
滝につきましたが、誰もいませんでした。人を気にせず写真を撮れるのはうれしい。三脚は持ってきませんでしたが、NIKKOR 24-70 VRは手ぶれ補正付きのため、若干のシャッタースピードを稼ぐことができました。本当にいいレンズです。
水飛沫があったことや直射日光がさしているのでハレーションやフレアが発生していますが、ダイナミックさがでで逆にいいなと思いました。Zマウントのレンズではこうはならないだろうと思います。
乗鞍で行きたいところは全部行けたので、そろそろ帰路につきます。
旅行の帰りではいつも「あーまた明日から仕事か」と憂ます。別に嫌いではないですが、旅行には勝てないですよね。次の旅行の計画でも立てて、それを楽しみに生き抜いていこうと思います。
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