はやいものでNikon Z8を購入してから約6ヶ月が過ぎました。風景や旅行には必ず持っていき、いろんな状況にも答えてくれて安心感のあるZ8でしたが、この度下取りにだし、いくつかの機材を購入することにしました。
今回の記事ではZ8を下取りに出すことにした経緯と購入した機材の紹介をしていきます。
経緯
Nikon Z8の発表イベントを見てから購入を決めて発売日に手に入れたZ8。今回下取りに出すことにはしましたが、間違いなくいいカメラです。画質・操作性・耐久性いずれも高いレベルのカメラであることは半年使えば自然と納得できるカメラです。
撮りたいものが変わった
大学時代にカメラをはじめてから風景写真をメインで撮ってきました。三脚を据えて構図を決めて撮る、これが主なスタイルでした。色もカメラ独自の色を出すカメラよりも、より忠実にしっかりとした色を出すカメラを求めていました。
自ずとフルサイズであったり、高画素、高耐久なカメラが選択肢にあがってくるようになります。実際にNikon Z8にはとても満足していました。
ただ2023年12月ごろから風景を撮りたいという欲がなくなってきました。風景よりも家族や日常を、表現よりも記録を撮って残していきたいと考えるようになってきたのです。
まさか自分から風景撮影欲がなくなるとは思いもしませんでしたが、なくなったものは仕方ありません。適したカメラに変えていく必要があります。もはや高画素である必要はありません。
高性能なカメラより気軽に撮れるカメラに。
振動がないのが寂しい
Z8はご存じメカシャッターレスなカメラ。つまりシャッターブレというものがありません。同じ機構を積んでいるZ9の試し撮りをしたときの衝撃は忘れられません。これ撮れてるの??という感じです。
メカシャッターレスゆえにブレがない写真を撮りやすくなります。またシャッターの耐久性を考慮する必要がないため、カメラの寿命も伸びる可能性があるなどなど、、、
いいことづくしのメカシャッターレスかと思ったのですが、撮り続けるとなんか寂しい。カメラを握る右手に振動がないだけなのですが、楽しいという思いも薄くなったように感じるまでに。棚に眠るD700を持ち出してシャッターを切ってテンション上げるようにまでなりました。
結局カメラで撮るという撮影体験が好きだったのだと痛感することになりました。
ということで使うことが減ってきたNikon Z8を売ることにしました。売り方はメルカリやマップカメラなども調べたのですが、フジヤカメラで売ることにしました。いい値段で引き取ってくれたので満足。
ありがとうZ8!!
AF-S NIKKOR 35mm f1.4G
Z8の軍資金でまず購入したのはNikon Fマウントレンズの35mm f1.4Gです。上でも話した通り最近は以前使っていたD700を使っています。ただFマウントレンズはあまりいいレンズを持っていないのが現状で、暗いレンズばっかりです。
スナップで使いたかったのと大口径レンズというものを使ってみたかったので、28mmか35mmの単焦点を選択肢に。ここから28mmはすこし広い気がした(なんとなく)ので35mm単焦点で決まり。あとはf1.8かf1.4のどちらかですが、せっかくなら大口径使いたいですし、中古であれば安く買えるのでNIKKOR 35mm f1.4Gを中古で買うことにしました。
作例
作例と呼べるものではないですが、D700・Z6IIと35mm f1.4G撮って出しjpegをいくつか挙げます。
まずD700で撮った写真すこし。D700の低画素と相まってふんわりした印象の写真になりました。結構好きです。
次にZ6IIで撮った写真です。ボケは変わらず滑らかで綺麗。惚れ惚れするボケ感です。次世代センサーだからか、ピント面は高解像度でキリッとしていて綺麗にボケに移り変わっていっている。
初めて大口径の単焦点レンズを使い始めたのですが、本当にボケが綺麗です。50mmf1.4だったらどんな描写になるんだろう、28mmだとどれだけボケるんだろうと思い始めており、沼の入り口に立った気がします。
ありがとうNikon Z8、ようこそ○○シリーズはあと2記事できる予定です(一つは購入済みで、もう一つは購入予定で発表待ち)。
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