X100VIが2024年3月28日に発売されてから2ヶ月後、2回目の抽選販売に見事当選し購入することができました。簡単にレビューしていこうと思います。
実はX100VIの初回の抽選に全敗を喫したためX-E4を買っていたのですが、それからすぐX100VIが買えてしまったのでX-E4は少しもったいない購入になってしまいました。
外観
レンジファインダースタイルのミラーレス機。見た目に関してはトップクラスにいい気がします。
OVF初めてですが、結構いいですね。映像のEVFとは違い、撮っていて気持ちがいい。露出を外したくないときはEVFに切り替えたりしますが、全面のレバーですぐに切り替えることができます。ファインダーから目を離さなくていいのもGoodですね。
レビューと作例
いろいろなところでスペックは紹介されていますが、公式の仕様のページが一番参考になります。
X100VやX-E4と比較して特筆すべきスペックは「画素数」「手ぶれ補正」「フィルムシミュレーション」ですね。
画素数
「画素数」は2600万画素から4000画素へ変更しました。これによりトリミング耐性が高くなったため、デジタルテレコンの70mm相当で撮っても1000万画素は確保されています。これ結構うれしいポイントで、たまに高画素不要論を見かけますが、私は高画素機の方が便利でいいと思っています。
デジタルテレコンはレンズのコントロールリングに割り当てることができるので、ズームレンズを使っているような操作感で変更できるのも使いやすい。この写真はデジタルテレコンで設定できる35mm, 50mm, 70mm相当の写真です。
手ブレ補正
「手ブレ補正」も結構助かっています。夜など光量が少ないところではシャッタースピードが長くなりますが、手ブレ補正があるだけで少しでも長くシャッターを開くことができ、光量を確保することができます。
また日中でも片手でとると少しブレてしまうこありますがそういうときにも役に立っています。X-E4には手ブレ補正がないので手ブレ補正ありに慣れるとなしには戻れなくなってしまいます。
フィルムシミュレーション
X100VIにはノスタルジックネガやクラシッククロームに加えて、新しくREALA ACEが搭載されました。X100VIでは普段REALA ACEで撮っていて、自然であるけど少し鮮やかさが加わったような描写のフィルムシミュレーションです。
FUJIFILMというと少し彩度が低く、色が少ない写真を多くみるのですが、私の好みとしては自然で色がちゃんと出ていることを大事にしています。REALA ACEの作例をみてすぐREALA ACEが使えるカメラを使いたいと思いましたね。
X100VIではカスタム設定を7つ登録することができます。いまは普段使っているNikon D700の色にできるだけ近づけた設定を一つだけ登録しています。REALA ACEが設定されているデフォルトとカスタムD700のどちらかで撮ることが多いです。D700を再現できているわけではないですが、D700カスタム設定を一応公開しておきます。
フィルターとフード
X100VIを使うにあたって二つアクセサリーを購入しました。
一つ目は純正のフードLH-X100です。円形フードでクラシック感がでます。普段キャップをしないのでレンズを守るためにも使用しています。フードには隙間が空いていてファインダーから覗いた時でも視認性が悪くならないような配慮が施されています。
口コミにも記載がおおいのですが、このフード個体差があるようでフードの固定がゆるゆるなものもあるようです。私がかったものも結構ゆるくて、全く固定されていない状態だったのですが、固定する隙間を物理的に潰すことでちゃんと固定されるようにしました。見た目がいいので良しとしましょう。
二つ目はNisiのフィルターX100 NC UVです。X100シリーズで使用できるUVフィルターでレンズを守ることができます。このフィルターの特徴としては純正のレンズキャップが使用できるというところでしょうか。せっかくカッコいいレンズキャップがあるのに使わないのはもったいないので、このフィルターを使うときはレンズキャップも一緒に使うようにしています。
コメント