2024年の3月から始まった日本秘湯を守る会の宿への宿泊マイブームですが、今回5宿目として群馬県にある法師温泉長寿館に泊まってきました。
これまで泊まってきた日本秘湯を守る会の宿の宿泊記事はこちらから。
法師温泉 長寿館で疲れをとる
法師温泉は群馬県みなかみ町にある温泉で、泉質は無色透明の硫酸塩泉。大浴場の写真をよく見かけていて、一度は行きたいと思っていたのでこのタイミングで行くことに。
車で向かう
新潟県側から向かう場合湯沢ICで高速を降りて後は下道。湯沢といえばスキーリゾート地で昭和か平成初期にありがちな高密集なホテルが立ち並んでいた。耐震大丈夫なのだろうかと少し心配。
しばらく運転するとだんだん森の中へ。
駐車場には案内スタッフがおり空いている場所へ導いてくれます。法師温泉は宿泊だけでなく日帰り入浴も可能なので多くの車がくるのかもしれません。
チェックインへ
フロントへ向かうと法師温泉としてよく見かけた景色が目に入ります。
法師温泉長寿館は本館と別館が国の登録有形文化財に登録されていますが、今回宿泊する部屋は一番新しい棟の法隆殿です。ちょうど駐車場からみて一番手前(入り口を見下ろす部屋)でした。
部屋には部屋が二つあり、片方にはこたつがありました。晩夏でしたので使いませんが、冬はこたつありがたいですね。角部屋ということもあり三面窓で明るい部屋でとても良い部屋でした。
少しゆっくりした後は館内を散策します。テルマエロマエの撮影地でもあるのでポスターが飾ってありました。
温泉に浸かる
法師温泉には4つの浴場があります。一つ目は写真の「法師乃湯」。できてから1世紀が過ぎているようで歴史を感じます。また混浴となっておりタオルを巻くことも禁止となっていたので、女性は入りづらいと思います(女性専用の時間あり)
二つ目は玉城乃湯で、一面ガラス戸で開放的な浴場です。私はこちらの方が好みでした。三つ目は長寿乃湯でこちらはこじんまりとした内湯です。
浴場は写真撮影が禁止されているため掲載することができません。いずれも素敵な温泉ですので、詳細は公式HPからご覧ください。
温泉に入った後、夕食の前に少しだけ外を散歩しました。陽が沈みマジックアワーで部屋の明かりが綺麗でした。(関係ないですが、マジックアワーというと佐藤浩市がナイフを舐めている映像が脳裏をよぎります、、、)
部屋でゆっくり夕食
朝夕ともに食事は部屋で食べます。個人的に部屋食は好きではないですが、こればっかりは仕方ありません。秘湯守る会の宿ではいつも思うんですが、食事が本当に美味しいんですよね。今回も満足度がとても高いご飯でした。
食事のあとは片付けと布団敷きをしてくれます。温泉にもう一度浸かり布団に入りました。
朝食も部屋で
旅館の2日目は決まって早めの起床です。そのまま人が少ないうちに温泉に浸かりに行きました。それにしても障子って陽が柔らかくていいですね。
朝食のおかずは湯豆腐と鮭です。長野は鮭が美味しい。
朝食後はチェックアウトの時間までゆっくり過ごしました。特に娯楽もないところなので温泉や食事に時間をかけてゆっくりできリフレッシュできた宿泊でした。
最後に記念撮影してチェックアウトです。
テレビでよく見るロックハート城
帰る前に1ヶ所だけ観光していきます。
法師温泉長寿館から車で40分ほど、ロックハート城に到着です。どうやらこのお城は実際にスコットランドで建てられていたお城を移築・復元したものらしいです。
入り口からは城はまだ見えませんが、お土産売り場を抜けると目の前にでてきます。よくドラマでみるあの城が目の前にあるのですから不思議な感じです。
ドレスのレンタルをしているので、ドレスを着た観光客もいたりして撮影会が行われていました。私はこういうときにあまり人を入れて撮りたくないので、居なくなったタイミングで写真をパシャリ。
中にはお土産屋やショーケースが並んでいました。
これにて群馬旅行終了です。家まで500km近い距離を運転して帰ります。なんとなく薄々気づいていましたが片道500kmはきつい。そう何度もいけるところでもないので、目的の法師温泉でゆっくりできていい旅行となりました。
おそらく今年最後の秘湯を守る会宿泊になると思います。始まりは3月の乳頭温泉でしたが、6ヶ月ほどで5宿達成しました。今後も利用して行こうと思います。
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