大学一年のことから念願だった雨晴海岸の毛嵐を先日撮ることができました。久しぶりに一眼レフのD700にも参戦してもらって、たくさん写真撮ってきたので残して行きます。
雨晴海岸
そもそも毛嵐とは海面から立ち上がる水蒸気が陸からの冷たい空気に冷やされて発生する霧のことです。雨晴海岸ではこの毛嵐をみることができるのですが、北アルプスの立山連峰は背景に見ることができるため、人気の撮影地となっています。
何度も通った場所
雨晴海岸に通い始めたのは大学1年のころです。何度も通っている場所ですが、いままで規模の大きい毛嵐を見ることができませんでした。福井県大野城の雲海もそうですが、天気予報をみて霧がでそうと思ってもでないことがほとんどでした。
日の出前
日の出前からカメラマンが三脚を立ててスタンバイし始めます。当日は6:40ごろが日の出時刻でしたが、6時少しくらい前に構え始めました。日の出前の優しい光の中、微かに毛嵐がでていましたがあまりにも少しだったため今日もだめかと思っていました。光量が少ないのでシャッター速度は30sくらいで撮ったりしていました。
ここでは女岩の近く(道の駅前の踏切を渡って砂浜に降りたところ)から撮っていました。おそらくここで撮る人が一番多いと思います。個人的には女岩と剱岳はより近づけて撮りたいという思いがあったので、日の出が始まる前に、少し後ろ(約100mほど)にあるビュースポットへ移動しました。このビュースポットにはライブカメラのカメラが設置してあります。また剱岳と重ねてとりたいカメラマンたちが集まっていました。
日の出後
日の出の時間が過ぎ、立山連峰から太陽が登ってくると一気に霧がたち始めました。朝日に照らされてオレンジに染まり、夢中になってシャッターを切ります。後々思い返してみれば、もう少し落ち着いてND1000くらいつかって長秒で撮ってもおもしろかっただろうなーと思います。が、仕方ないです。
久しぶりに持ち出した一眼レフのD700では望遠レンズを使って撮ってみました。ミラーレスのずば抜けた光学性能のレンズではないためコントラストは低めでしたが、味わい深い写りであらためていいカメラだなと思いました。
後ろのビュースポットから女岩と剱岳をくり抜いて撮る場合は焦点距離は300mmほどあるといいと思います。私はFマウントレンズが300mmまであったので、なんとかアップでくり抜くことができました。(Zマウントの望遠レンズどうしようかなあ)
毛嵐の写真をたくさん撮ることができ、もう思い残すことはありません。雨晴海岸では電車も通っているので記念に女岩・剱岳と一緒に撮影して終了しました。
この日はこの後、庄川沿いにある鮎やという店で鮎の塩焼き食べ放題に参加してきました。その時の様子はまた別記事で上げようと思っています。
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