Nikon Z8を購入しました。
まだ使いこめていないので、今回はZ6IIをもっていながらZ8を購入した経緯と外観の紹介だけ残していきます。
経緯
使用していたZ6IIは発売から5年経過しているにもかかわらず、操作性と写りともにとてもいい機材です。高感度耐性に関しては今でも最前線じゃないでしょうか。Z6IIから出力される写真に関しては今でも満足しており、これからも使い続ける予定です。
Z6IIのたった1つの気になる点
ただ気になった点が一つあって、それはボディが小さいということです。D700を長年使ってきた身としては、やはりあの微妙な大きさはしっくりこないんですよね。Lプレートをつけることでいくらか緩和さますが、なにかしっくりこない。おそらく僕のなかでカメラという趣味のベースはD700でできあがっていたのかなと思います。(適応しろよと言えばそれまでなのですが、趣味なんて自己中心的なものですからね。)
欲を言えば欲しい機能
気にはなっていないですが、要望・願望もいくつかありました。
まずは「円形ファインダー」です。これ良さというか所有感をわかってくれるのはNikonユーザーのごく一部なんだと思います。レフ機時代、ハイエンドモデルにのみ採用されていた円形ファインダーですが、あれだけで所有感を感じられます。Nikon開発陣がミラーレスでもZ9、Z8に円形ファインダーを採用しているあたりわかってるなあと感じます。(そもそも円形ファイダーの仕様的メリットってあるのでしょうか??)D700も円形ファインダーだったので、愛着があります。
次の要望は「4軸チルトモニター」です。これはわかってくれる人も多いのではないかと思います。縦構図をローアングルで撮影するときにとても便利です。ミドルアングルでも反射で見にくい場合に、視線と直角にすることでモニターが見やすくなります。NikonではZ9で初めて採用されていますね。FujifilmのGFXシリーズもたしかそうです。Z9で採用されているので、ミドルクラスに降りてくるのももうすぐかなと思っていました。
最後の要望は「左肩のダイヤルの操作性」です。何言ってるかわからないと思うので、下の比較写真をみてください。
左肩のダイヤルで指定できることは以下の通りです。
Z6 II | Z8 |
・撮影モード (M, A, S, P, Auto, U1, U2, U3) | ・撮影モード(M, A, S, P) ・WB(ホワイトバランス) ・レリーズモード ・オートブラケティング |
このようにZ6IIタイプのダイヤルでは指定できるものが撮影モードしかありません。Z8やZ9のようにボタンと右のダイヤルを連動して決めることですぐに多くの設定を変更することができます。エントリーモデルであれば良いと思うのですが、Z6のようなミドルタイプであればZ8、Z9と同様のダイヤルでもいいじゃないかとおもっています。
mini Z9となるZ8が発売された
そうこうしているうちに、Z9の機能をほぼ全て継承したモデルが発表されました。大きさはD700やD850と似ており、Z6IIを使っていた感じた要望も全て満たされています。見た目もD700に少し似ていて、買ってもないのに愛着が生まれてきました(意味わからない)。価格もビックリな値段ですが、Z9の機能がありながら、抑えられています。正直この機能の値段ではない(安い)と思いました。
僕は結婚して嫁がいます。つまり共有財産のため、勝手に購入することはできません。Z8の発表イベントは弊嫁と見て、様子を伺います。
よし、行ける。
「Z8を買おうとおもうんだ。値段は54万だったよ。Z6IIを売れば14万円になるから実質40万だね。それに僕は今買わなくてもいつかこのカメラ買うと思うんだ。だからどうせ買うなら早めに買ったほうがいいと思うんだよね。いまカメラの値段もあがっているから、この先Z8も値段あがるだろうなー」
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— maru 『まるの雑談』 (@marulogs) May 26, 2023
発売日に到着
5/26は金曜日でしたが、在宅勤務に切り替えました。Nikon Z8が届くからです。昼休みは開封して少し触ってで1時間がすぎました。
惚れ惚れする触り心地と操作性です。使用頻度の高いZ 24-120 F4との大きさのバランスも良いです。これから使い込んでいくのが楽しみです。