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【作例20枚以上】X100VIが買えないやけくそで買ったX-E4のレビュー

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最近コンデジブームがきているようでFUJIFILMのコンデジX100VIをはじめ、リコーのGRiiiなど在庫がない状況が続いています。円安の影響で日本のメーカーのカメラが海外からみると安いのも理由の一つかもしれません。

X100VIは発表前のリークの段階から購入しようと考えていたのですが、いざ蓋をあけてみると日本の発売は海外の1ヶ月後で日本発売前に海外では購入規制がかかるような状況でした。日本では抽選注文になり初回抽選は全敗を喫しました。そういえば予告なしに販売始める販売店とかもありましたね、、、。

そんな状況が続き、X100VIは買えないと悟り矛先を同じくFUJIFILMのコンパクトミラーレスであるX-E4に向け始めます。X-E4も人気機種で中古も枯渇ぎみだったため少し高いのですが、たまにでてくる中古の美品を購入することができました。

マ○プカメラで美品を買うことは何度かあるのですが、いつも本当に綺麗な個体が届くので結構中古でも気に入っています。

ここで念の為にお伝えしておきますが、執筆時点でX100VIの抽選にあたり購入することができています。X100VIに関する記事は今後書いていく予定です。

レビュー

外観

レンジファインダースタイルのX-E4。一眼レフのようなファインダーの出っ張りがないためスッキリしています。カバンに入れるときに出っ張りがないというだけで出し入れがしやすくなるため持ち運びに最適な形状。

その分ファインダーは小型でファインダーのEVFは良いとは言えないのが現状です。良くするためにサイズが大きくなっては元も子もないので、これに関しては仕方なさそうです。

グリップ形状は0です。そのため何もなしだと少し持ちにくいですが、サムレストを付けるだけで段違いに持ちやすくなります。ただこのサムレストをホットシューにつけるのですが、このホットシューが緩いのかすぐ取れそうになります。抜く側に力を加えない限り取れることはないと思いますが、若干気になります。

端子はUSB Type-Cがあり、充電ができます。バッテリーの充電機は付属しておらず別途購入する必要がありますが、買っていないのでUSBを繋いで充電しています。

メモリーカードはバッテリーと同じ部屋にあります。特に頻繁に抜き差しすることもないのでいいと思いますね。そういえばX-E4のSDカードはUHS-I対応でIIには対応していない仕様なのですが、気づいたらUHS-IIのSDカードを使っていました。特にエラーも今のところないのでこのままIIを使っていくつもりです。

操作性

操作性に関してはどの機材についても言えることですが慣れが必要ですね。シャッタースピード、露出がそれぞれ上部にダイヤルとして用意されていますが、Nikonの場合は露出ボタンを押しながらコマンドダイヤルを回すことで露出補正ができたりします。ISOとかもそうです。この操作したい項目のボタン+ダイヤルというNikonの操作系が結構便利だったりします。FUJIFILMの回すダイヤルが多い操作系がいまはまだ慣れないですね。

メニューも慣れかもしれませんが、使いにくいなという印象を受けました。メニューは画質設定、フォーカス設定、撮影設定、、、と分かれているのはいいのですが、撮影設定の一番最初にスポーツファインダーモードの設定が来ていることが納得できません。その次のプリ撮影設定もここにあるべき項目なのか疑問です。逆によく使うであろうシャッター方式や感度、測光の設定が下の方に来ていてわざわざ下まで移動しないといけません。それぞれの項目があって欲しいところにないというのが第一印象です。

いずれにしても操作系に関しては慣れなので、いろいろ書きましたが使いながら慣れていこうと思います。

写り

センサーは2400万画素なのでそこまで高精細な写真が撮れるというわけではないですが、十分な画質の写真を撮ることができます。

あとはやはり色がいいですね。フィルムシミュレーションと多様な色の作り込み機能はFUJIFILMを使う最大の理由と感じます。色再現性が高いというわけではなく、味があるというか深みのある色を出させることができたりします。クラシッククロームでカラーエフェクトブルーを設定したときにでる青の深みが結構すきですね。Nikonではあまり出せない色でX-E4では基本的にこの設定にしています。

ただいつでもこのフィルムシミュレーションと設定が合うわけではないので、色がおかしければ別のフィルムシミュレーションを使ったりしています。実際最近かったX100VIではREALA ACEやノスタルジックネガなどをも使っています。

最近はネット上で公開されているフィルムシミュレーションのレシピも参考にしながら設定を変えたりしています。FUJI X WEEKLYというサイトをよく参考にしています。

Film Simulation Recipes

それにしても色遊びが楽しいカメラで、このサイズ感でレンズ交換ができフィルムシミュレーションも使えるので人気が出るのも納得です。

作例

作例と呼べるほどのものではないですが、X-E4で撮った写真を何枚か載せておきます。

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