先日28歳になりました。うちでは誕生日はだいたい旅行にいくことにしていて、私の行きたかった五色ヶ原の森へ行くことになりました。誕生日とかイベントがなくても休日はよくドライブや旅行にいくので、誕生日旅行だから豪勢にいくかというとそうでもありません。毎回行きたいところに行くのみ。
今回の旅行ではカメラを2つ持って行きました。NikonのD700とFUJIFILMのX-E4です。D700はガッツリ撮影や風景用、X-E4はスナップ用という感じです。適材適所で使いわけることができていい組み合わせです。
今回の旅行の宿泊編はこちらからどうぞ。
五色ヶ原の森
まず五色ヶ原の森は乗鞍岳のふもとに広がる森林地帯で高山市の条例で入山規制やガイド同伴、1日あたりの最大利用人数などが決められています。事前に予約をし、複数人に一人ガイドがついて森の中を案内してもらえます。今回五色ヶ原の森にいきたかったわけですが、目的はこの森の中のある布引滝を見に行くことです。
五色ヶ原の森にはいくつかのコースがありますが、一番手軽に布引滝をみることができる雌池布引滝コースを選びました。トータル3時間のコースですが、他には8時間のコースとかもあります
集合場所の五色ヶ原の森案内センターに集合し、森の中までいっきに車で移動します。
スタート地点についたらトイレを済ませて入山です。
新緑が綺麗で空気もきもちい。シラビソの木に少し傷をつけて樹液を出してくれたのですが、これまたいい匂いなんです。こういう匂いがほのかに森を包んでいてリラックスできるんだろうなと。そして森の中に他の観光客がいないのでとても静か。鳥の声や木々が擦れる音のみが聞こえてきて極上の時間だなと思いました。
白樺とダケカンバの違いや苔の生態、五色ヶ原の森の成り立ちなど教えてもらいながら森を歩きます。知って体験するのと知らずに体験するのでは体験の質が全く違うものになると感じました。
コースの最後に布引滝に向かいます。実際は出発したトイレの近くにあります。コースの目玉なので最後にいくんでしょうね。
高さ40mで伏流水が流れる様は壮観です。細く広く豪快に流れ落ちて行きます。細く流れ落ちるのでそこまで水飛沫がこないのもいいですね。近くで滝を感じることができます。伏流水のため雨が降った時でも濁ることはないようで、火山活動でできた五色ヶ原の森ならではの滝という印象です。
それにしても新緑や苔と水のコントラストが綺麗です。
布引滝の横にある滝も写真を軽く撮らせてもらいます。こっちの滝は伏流水ではないので、雨が降れば濁る見たいです。不思議な地形です。
最後に布引滝が見える位置で記念撮影をしてスタート地点へ戻ります。
今回雌池布引滝コースは私と弊嫁の二人だけで、ガイドとして案内していただいた塚本さんも森も貸切という状況で贅沢な時間を過ごすことができました。塚本さんには私達が楽しく森を歩けるようガイドしていただき、感謝のきもちでいっぱいです。原生林が見られるゴスワラコースも参加してみたいところです。
その後は宿へ向かいます。今回泊まるのは岐阜県関市にあるすぎ嶋という温泉旅館です。もちろん最近マイブームの日本秘湯を守る宿です。こちらの宿泊は別記事であげる予定です。
宿へ向かう途中、ひるがの高原SAにはいったのですが、そこで食べた生ソフトシェイクがミルク感が強く過去一のシェイクでした。次寄った時も買います。
モネの池
二日目はすぎ嶋から近いモネの池に向かいます。Twitterで良く写真はみるのですが、実際どんなふうに見えるのか気になっていたので、この機会に見てみることに。結構人がいました。
もとから結構透き通った池のようです。ただ太陽の向きによっては反射が激しいので、PLフィルターがある方がいいですね。
円原川の伏流水
円原川も一度はいってみたかったので、いくことに。こちらも伏流水のようですね。上流のほうが何やら工事中とのことで目的の場所までは行けませんでした。手前に少し降りるところがあったので軽く撮って帰ることにします。水が透き通っていて、そこに光がさすことでより一層綺麗に見えました。
今回の旅行は何度も行っている岐阜ですが、いずれも初めてのところばかりとなりました。新しい岐阜をみれたようでいい旅行となりました。宿泊編はそのうち書こうと思います。
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