北陸の冬の味覚といえば、カニを思い浮かべる人が多いかもしれません。私は氷見の寒ブリが真っ先にでてきます。富山湾で撮れる寒ブリは脂がしっかりのっていて、風味が違います。
寒ブリを食べたいなと思いながら、冬の庄川峡をまだ撮っていないことを思い出し、天気も良かったので決行してきました。
寒ブリで腹を満たす
寒ブリを食べに向かったのは、富山県氷見港にある「魚市場食堂」。海の目の前にあり、駐車場は十分に確保されています。
なんとこのお店は朝の6:30から営業しています。さすが漁師向けという感じでしょうか。9時過ぎに店につきましたが、10数組待ちという状態でした。まさか9時に着いて待つことになるとは思っていませんでしたが、回転もいいため30分ほど待てば、案内されました。
実は以前、12時という普通のお昼時にきたときは100組待ちとなっていて、12時の時点ですでに本日分の発券が中止されていました。もしこのお店が目的で来られる方は9時前にくることをお勧めします。
店の前に少し待つようの椅子がありますが、8人ほどしか座れないため、多くのひとが外で待っているか、車で待っているという状態でした。
こちらがメニューになります。寒ブリが結構高くでびっくりしましたが、目的が寒ブリなので食べました。もう一つは氷見海鮮漬け丼に決めました。
それにしても、どれもおいしそうでなかなか選べません。
料理がでてきました。寒ブリ本当においしい‼︎同じ北陸ですが、こんな美味しい寒ブリは食べれないですね。寒ブリって(たしか)青魚ですし、処理を怠れば結構魚臭くなりやすい魚なんですよね。ですがこのブリは全く臭みがなく、脂のいいうまみが感じられました。
漬け丼も漬けダレが絶妙で、かなり美味しいです。出汁も用意してもらい、後から出汁茶漬けまで出来ました。正直あと3杯は食べたかったですね。
味噌汁(漁師汁と言っていました)は人数分が土鍋に入ってきます。この味噌汁にはふわふわのつみれとブリが入っていて、良い出汁が出ていました。
味噌汁だけで結構量があるので、お腹いっぱいになりました。
近くには氷見の道の駅があって、そこには総湯があるので入って帰ってもよかったですね。
晩冬の庄川峡を撮る
駐車場からは徒歩で30mほど先にあります。トンネルの途中ですので、車道にはでないようにして撮影します。
あまり車がたくさん通る道ではないですが、その分スピードを出している車もいるので気をつけましょう。
やはり撮っておきたい定番の構図です。この日は太陽がでていたので、雪山が綺麗に輝いていました。樹氷などはしておらず、木の部分は彩度の低い色合いになります。これはこれで趣があっていいですね。
最初はこの遊覧船がスピードが遅いのでゆっくり撮れるぜ!なんて思っていたのですが、いざ撮ってるとあっという間に行ってしまいました。
遊覧船が通ったあとの波紋がきれいです。
雪解け水がポタポタと落ちていたり、ダムの水が綺麗なブルーだったり。もう春が近くまで来ているなぁと、この風景を見て思いました。春になったら桜、天の川、新緑とたくさん撮りたいものがあります。四季っていいですね。
駐車場は8台ほどしか停めるスペースがないので、遊覧船の時間に合わせてくるのではなく、少しはやめにくることをお勧めします。
今回は遊覧船が通る時間に着いてしまったので、停めるスペースが最後の一台という感じでした。また、車を止めてからも撮影スポットまでダッシュして三脚を立てる時間もなかったです。
余裕をもった行動をしましょう。
家に着くまでが遠足。
庄川を南にずっと降っていくと白川郷、福井方面にまがれば九頭龍ダムへ行くことができます。いずれも春の新緑でおすすめの撮影スポットです。よろしければこちらの記事をご覧ください。
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