New! 「最高のカメラ Nikon Z8で撮った写真たち」

最高のカメラ Nikon Z8で撮った写真たち

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一年という時間はあっという間に過ぎ去りますね。一年前、私の手元にはNikon Z8がありました。その圧倒的な性能と、高い描写力に魅せられ、夢中でシャッターを切っていた日々が、今となっては少し遠い記憶のようです。

今ではもう別の機材に移行したのですが、ふとした瞬間に、あのカメラでどんな写真を撮っていたんだろう?と、過去のデータを見返すことがあります。

本記事では、私自身がNikon Z8で撮影した作例をまとめていこうと思います。Z8の購入を検討している方々の背中を押すきっかけになれば嬉しいです。

雨晴海岸

富山県の人気撮影スポットである雨晴海岸。冬の晴れた朝に気嵐を立山越しにみることができます。4,5回は撮影にチャレンジしていたのですが、この日初めてしっかりとした気嵐を撮ることができ、すごく高揚していた記憶があります。

気嵐の出具合、太陽の入り方が刻一刻と変わる中で、Z8の正確なAFとファインダーの見やすさでテンポよく撮影をすることができました。

美人林

新潟の十日町にあるブナ林である美人林。ブナの白い幹と紅葉のコントラストが綺麗です。広角レンズ必須の撮影場所ですね。Z8のファインダーはフラグシップ機Z9と同じファインダーで高輝度に対応しているため、一枚目のような逆光で明るい環境でも視認性が良く撮影に臨むことができます。

新潟空港

新潟空港で撮影した飛行機。Z8に搭載されている被写体検出(飛行機モード)でジャストピンで撮影ができました。撮り手がすることは飛行機を適切な位置にフレーミングし、シャッターボタンを押すだけ。数が限られている撮影においてこれほど安心感のある機材は使ったことがありませんでした。

小松空港航空祭

小松空港で行われた自衛隊の航空祭。戦闘機が編隊していてかっこいい。飛行機よりもスピードが速いですが、飛行機モードのAFで迷うことなくピントを合わせてくれます。飛行機や戦闘機などある程度飛行が予測できる対象であれば迷いなしで撮影ができます。今手元にあるNikon Z6IIではこうはいかないので、Z9, Z8以降のAFはこれまでのNikonのそれとは次元が違うという認識です。

蓼科大滝

日帰りで撮りに行った蓼科大滝。新緑と雪の時しか行ったことがなく、初めて紅葉の時に来ることができました。滝の周りは紅葉樹がほとんどで綺麗に色づいています。

感覚的な話になってしまいますが、Z8が出す色はZ6IIと比較して少し硬い印象があります。質感を表現するのに長けたカメラだと思っています。

千畳敷カール

木曽駒ヶ岳にある千畳敷カール。ここまでは公共交通機関で来ることができる、お手軽登山スポット。この大迫力なカールを気軽に見に行けるのは凄すぎますね。この時は紅葉の少し前に来たので、まだまだ青々としていますが、SNSで見る限り紅葉の時期もここは綺麗なので、いつか行きたいと思っています。

2枚目はND1000をつけて雲を流して撮った写真ですが、これの色味がZ8の特徴をよく表しているなと思っています。手持ちのZ6IIとの比較になりますが、Z6IIだともう少し彩度がたかいというか、色が濃く出ます。程よい色のりと高画素による高解像度というZ8のいいところが出たシーンかなと思います。

上高地

北アルプスの玄関口、上高地。河童橋の上から穂高岳を望む景色でTHE上高地というようなシーンだと思います。朝日で穂高岳の山頂付近のみ陽が当たっていて、ゴツゴツした岩の感じがとても綺麗でした。

上高地に行くときは大体大正池でバスを降りて明神池まで歩きます。歩く最中はカメラは首にぶら下げているのですが、Z8は結構思い部類のカメラになるので、首が痛くなることが多々ありました。純正ではなくピークデザインの細いストラップを使っていたので、ストラップは幅の広いタイプにする必要があるなと思いましたね。

王ヶ頭ホテル

新婚旅行の一つで行った長野県にある王ヶ頭ホテル。絶景・温泉・料理の三拍子が揃っていて泊まるたびに満足するお気に入りのホテルです。休日は予約困難なため早めに予定を立てて予約する必要があります。

王ヶ頭ホテルは標高2000mのところにあるため、夕方以降や早朝は強風や気温の低下など環境が悪くなることが多々あります。この時も強風や霧がありましたが、Z8の堅牢性や防塵防滴性により安心して使うことができました。ボディも大きいためグリップ感がよいので落とす危険性も低くなります。環境が悪いところで撮影する可能性があるのであれば、Z8はとてもいい選択肢だと思います。

ハリーポッタースタジオツアー

新婚旅行の一つで行ったハリーポッターのスタジオツアー。元豊島園跡地にできたハリーポッターの映画のシーンが再現された場所です。弊嫁がハリーポッター好きなので訪れたんですが、再現だけでなく技術の解説もあって見応え満点でした。

館内は少し薄暗いためシャッタースピードが長くなりがちでしたが、Z8の6段分の手ブレ補正と振動がない電子シャッターによって、ブレない写真を量産することができました。

ディズニーリゾート

こちらも新婚旅行の一つで行ったディズニー。弊嫁がディズニー好きなので一年に一回は行くことになっているんですが、この時はディズニーランドホテルに泊まるなど奮発したディズニー旅行でした。

ここで挙げた写真はいずれも手持ちでシャッタースピードを長くしていますが、ブレずに撮ることができています。Z6IIも手ぶれ補正はあるのですが、そこまで強力ではないので、手持ちでスローシャッターはあまりできません。Z9, Z9以降のZ6IIIやZ5IIであれば手ぶれ補正の性能が向上しているので、写真のように気軽に手持ちスローシャッターができると思います。

龍双ヶ滝

福井県にある唯一の滝100選の龍双ヶ滝。何度か撮りに行ったことがあるのですがD700でしか撮ったことがなかったので、Z8の高画素で高解像度で撮ることができました。Nikonらしい黒の締まり具合が良くあっていると思います。

滝だと縦構図で撮ることも多いと思いますが、Z8は3軸チルトがモニタが付いているので、縦構図のローアングルでも撮りやすいのがいいですね。最近はバリングルばかり出すNikonですがぜひ3軸チルト搭載機種を出して欲しいしです。

霧ヶ峰高原

長野県の霧ヶ峰。弊嫁のロードスターで向かいました。PLフィルターをつけていますが、フルサイズだからかしっかりと色が乗っていて綺麗です。やはりこういう写真を撮っているとAPS-Cよりはフルサイズだなという印象です。

霧ヶ峰ではハイキングできるのですが、登山やハイキングでは望遠レンズを持って行きにくいと思います。それでも24-120 F4の最低限のレンズさえあれば、Z8の4500万画素を活かして擬似的に望遠レンズとして使うこともできます。こういう時に高画素機はいいですよね。

せっかくなのでロードスターもパシャリ。Z8はこういう無機質な写りは得意な印象。湿度を感じる写りがいい。

志賀高原

長野県にある滋賀高原。私が勝手に風景写真の聖地と呼んでいる場所です。湖沼、湿原、森など撮影対象の宝庫と言えるでしょう。そんな志賀高原へ弾丸撮影に行きました。志賀高原だけでなく、そのまま奥志賀高原、カヤの平まで巡るという充実した撮影でした。

その他


いろんなところに持って行って撮影に使ったNikon Z8ですが、以前記事でも買いたように、すでに売却しています。ですが今では売却したことを後悔しており、早く買い戻したい気持ちでいっぱいです。

現在はNikon Z6IIとFUJIFILM X100VIを使っています。すごく愛着も湧いてきているような機材等なので今後も大事に使っていこうと思っています。

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