みなさんは「雪の大谷」をご存知でしょうか。立山黒部アルペンルートの室堂周辺で見ることができる雪の絶壁です。冬に大量に積もった雪を道路のみ除雪することで現れます。除雪する際は、どこが道かわからない状態なのでGPSを用いて行われるみたいです。詳しくはこちら
雪の大谷は写真では何度も見たことがあったのですが、実際に行くのは今回が初めてになります。立山黒部アルペンルートを利用するときは、富山側から行く場合、ケーブルカーと高原バスに乗る必要があります。今回はチケットの購入が9時ごろで遅くなってしまったので、11時半という遅い便になってしまいました。2時間暇を潰してもしかたがないので、近くにある称名滝に行くことにしました。
称名滝
称名滝は落差日本1の滝です。落差はなんと350m!実は称名滝の隣には雪解けの時期のみ見られる幻の滝 ハンノキ滝があります。その落差は500m。称名滝と並んで見ることができ、圧巻の絶景です。
ハンノキ滝は雪解けの時期のみなので正式に落差日本一の滝にはなれないみたいです。
称名滝は駐車場から30分ほど歩く必要があります。コンクリートで舗装されてはいますが、登り坂なので意外ときつい。
雪の大谷
時間になったので立山駅へもどり、ケーブルカーに乗ります。駐車場から乗り場まで向かう途中、猿の群れに遭遇しました。小猿もいてかわいかったです。
室堂に到着した後は、ホテル室堂のラウンジで遅めのランチをとります。富山ということでブラックカレーを頼んでみました。本当はラウンジではなくレストランで食べる予定だったのですが、団体客の予約があったのか入ることができませんでした。
お腹を満たしたあとは、メインイベント「雪の大谷」を歩きます。ここでも団体客とかぶってしまい、ゆっくり進みます。大谷ゾーンは15分もないくらいで終わってしまいますが、両側の雪の壁は圧巻でした。大谷の一番高いところでは14mだったようで、途中通るバスの3倍以上あるようなところもありました。雪の大谷自体は6月ごろまでありますが、だんだんと融けて低くなるため、早めに行くのが良さそうです。
晴れている場合、太陽の照り返しも厳しいのでサングラスがあるといいです。
帰りのバス、ケーブルカー待ちの列も過去1長かったです。それくらいオーバー気味に人が多かった印象です。何はともあれ、念願だった雪の大谷を見ることができてよかったです。日帰り圏内に日本有数の山岳リゾートがあるのは嬉しい限りですね。
次は同じく立山の室堂にあり、乳頭温泉の鶴の湯と同様秘湯を守る会の宿であるみくりが池温泉に泊まりたいなと思っています。(人気宿で予約困難…)
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