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新婚旅行 冬の陣 - 乳頭温泉 鶴の湯 山の宿

Akita
Akita

新婚旅行冬の陣2記事目は乳頭温泉の鶴の湯 山の宿の宿泊についてです。新婚旅行についてはこちらの記事からご覧ください。

乳頭温泉といえば憧れの秘湯筆頭の温泉であり、海外の観光客にも人気の温泉地です。そのため宿泊客だけでなく日帰り客も多いです。

鶴の湯 別館 山の宿

なぜ鶴の湯の別館 山の宿なのか

乳頭温泉には鶴の湯だけでなく妙の湯や蟹場など複数の温泉があり、それぞれ源泉が異なります。それらの中からなぜ鶴の湯の、しかも本館ではなく別館の山の宿にした理由はいくつかあります。

http://www.tsurunoyu.com/SHINPO/shinpo01-04/nyuto-onsen.html
  • 鶴の湯名物 山の芋鍋をたべたい
  • 乳白色の硫黄泉に入りたい
  • 宿泊客のみで静か

最初の理由により鶴の湯に泊まることはほぼ決定しておりました。後ほど写真でお見せしますが、囲炉裏で食べる芋鍋が本当に美味しそうで絶対ここに泊まりたいと思っていました。

また乳頭温泉といえば白濁した温泉をイメージすると思いますが、乳頭温泉のすべてが白濁しているわけではありません。乳頭温泉の泉質でも見れますが、硫化水素が多くないと白濁しません。一つ目の理由と合わせてこれで鶴の湯確定です。

次に本館か別館の山の宿かどちらかですが、日帰りの観光客も多い本館では静かにゆっくりできないのではないかと思い、別館を予約しました。山の宿の温泉はすべて貸切風呂のため他の客を気にすることなくゆっくりできるのもいいところです。

チェックインと部屋

チェックインは15時からですが、早くついてしまったのでチェックインできるか聞いてみると少し早めにしてもらえることに。温泉は15時からということだったので、チェックインして部屋でゆっくりします。

鶴の湯は日本秘湯を守る会に登録されています。

客室は和室と広縁で至って普通の構成ですね。広縁には堀こたつがあって温まることもできます。窓は二重サッシになっていますが、やはり寒いです。寒ければ温泉にはいって温まりましょう。

乳頭温泉は森の中にあります。そのためカメムシが結構いて、部屋にはカメムシをとるためのガムテープが用意されています。私は1泊で10匹捕まえました。お風呂に入る回数より多かったです。カメムシが苦手な人はカメムシを捕まえられる人と来ましょう。

山の宿の貸切風呂

15時になったので温泉に入りに行きます。山の宿には温泉が3ヶ所(+1箇所は閉鎖中)あり、すべて貸切風呂です。内訳は内湯が二つと露天が一つ。内湯はどちらも同じような感じ。3人で丁度くらいの広さの湯船と洗い場、先達川が見える大きな窓があります。天井も高く、静かに入ることができました。硫黄の匂いが特別感を与えてくれます。

露天風呂は洗い場はなく湯船のみ。雪の白と温泉の白が綺麗です(「白って200色あんねん」が脳裏をよぎる)。氷点下の気温のなか、雪に囲まれながら浸かります。最高でした。

夜にも2度露天風呂に入りましたが、雰囲気があってよかったです。

これらの温泉がすべて貸切で入れるって最高すぎます。

囲炉裏で夕食

夕食は囲炉裏で網焼きと岩魚の塩焼きを温めたり、野菜の小鉢がいくつかでます。囲炉裏で焼く野菜はタレにつけて焼くのですが、これが結構美味しいです。

秋田といえば米どころ、つまり日本酒が美味しいところなので日本酒も注文します。日本酒があう料理ばかりで幸せです。

そして念願の山の芋鍋。写真で見た感じ濃い味噌系の味なのかなとおもっていたのですが、けっこうあっさりしていて二人分とは思えない量の鍋をすべて食べ切ってしまいました。家でつくりたいけどあの味をどう出すのかわからない、、。

あと白米は秋田こまちで、軽い食べ応えでおいしかったです。土鍋で炊いたときのようなご飯でした。冷麺は自家製冷麺と書いてありましたが、秋田で有名な稲庭うどんっぽい感じ。

幸せな夕食が終わってしまいました。そのまま温泉に向かいます。

囲炉裏で朝食

朝食も同じ囲炉裏で食べます。囲炉裏で焼いているのは岩魚の一夜干しだったと思います。ご飯のお供が多いので何度もご飯をおかわりします。こんなに食べると太ってしまいそうですが、温泉にはいって汗をかくので結果0カロリーです。夕食もそうですが炭で焼くとなぜこんなに美味しいのでしょうか。

食事会場に朝日が差し込んできて気持ちがよかったです。

朝食後にも温泉にはいり体に硫黄臭を染み込ませながら、チェックアウトまで過ごします。

鶴の湯 本館

山の宿宿泊者は鶴の湯の本館の温泉に無料で入ることができます。(逆はできません。)せっかくなので夕食後の日帰り客がいないであろう時間に無料の送迎バスで入りにいってきました。

鶴の湯本館の温泉はいくつかあり、白湯・黒湯・中の湯・混浴露天風呂でそれぞれ源泉が異なります。黒湯はかなり熱かったですが、その他の湯については少しぬるいくらいでゆっくり浸かることができます。時間も夜だっため、人が少ないのもよかったです。

混浴露天風呂については一番広い露天風呂で、鶴の湯の代名詞のような温泉です。が、混浴のため湯から上がるときにちゃんと隠して出れるかなど気をつかってしまうのでゆっくりできませんでした。やはり山の宿の貸切風呂は最強だと思います。


念願だった乳頭温泉の宿泊はあっというまに終わってしまいました。乳頭温泉の鶴の湯は日本秘湯を守る会に登録されている宿です。日本秘湯を守る会の公式HPにも書いてありますが、鶴の湯に泊まってずっと残っていて欲しいと思える宿でした。すでにまた行きたくなっていますが、温泉好きの親も連れてまた来たいなと思います。

高度経済成長時代、どこかに置き忘れてきた人間性が、いつか求められるときが来る。日本の原風景とう云うべき故郷を、自然風景を渇望する時が来ると信じ、流行と云う上面に流されることなく、忘れてはならないもの、変えてはならないものは何かを問い、求めてきました。いろいろな思いを胸に旅に出る人々の心根に思いをはせ、旅人を迎える宿と人がどうあるべきか、宿を取り巻く自然環境、温泉環境がどうあるべきかを問い続け、”旅人の心に添う 秘湯は人なり”は日本秘湯を守る会の永遠の理念であり、使命として認識し、多くの旅人に支持され、愛される宿の集まりでありたいと願っております。

https://www.hitou.or.jp/static/about_us
秋田の秘湯、乳頭温泉郷の鶴の湯温泉 別館山の宿

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